2023.08.09
縮毛矯正をすると髪の毛が硬くなってしまう感じがするのはなぜ??
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今日は、矯正をすると髪の毛が硬くなるのはなぜか?についてお話しをします。
矯正の1剤、ちょっと臭いがキツイやつありますよね。
あれは還元剤とアルカリ剤が主に混合された薬剤です。
アルカリ剤で髪の毛を膨潤させて、
還元剤によってくせ毛の結合を切って、
アイロンで伸ばしていくのが縮毛矯正の仕組みなんです。
この薬剤は髪の毛の強さや体力に合わせてコントロールする必要があります。
アルカリ剤が強いとどうなるか?
髪の毛が膨らみ過ぎて過膨潤の状態になります。
そこに高温かつ強いアイロンプレスを加えた場合、
髪が熱によって固まり、潰れる形になってしまうんですね。
こうなると、板のような硬い質感の不自然な矯正になってしまいます。
これをタンパク変性といいます。
髪の毛がこうならないためには、
髪の毛の状態に合わせた繊細な薬剤選定がマストなんです。
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