1年目アシスタントの菅野洸です！

前回ブログを書いた時には発表できなかったので、このタイミングで載せます！

先日のフォトコンテストの内容です。

全体テーマは「エモい」

モデル

自分がキーワードにしたことは紫陽花。

きっかけは

母の日に植物園に行ったときに見た、万華鏡という名の紫陽花からインスピレーションを受けました。万華鏡のような法則性のあるようなものが好きなんでしょうね、、

昔から穴にペンを入れてグルグルする定規のようなもので模様を書いたり、折り紙の切り絵で１０角形でいろんな形を作っていたり。小さい頃から好きな形に自然と惹かれていました。

万華鏡のように、規則性を作り、ロープ編み→三つ編み→ロープ編みのようにして、万華鏡を表現しました。

淡い世界観に表現できれば、と思い作り込みました。

作品がこちら

淡い、儚い、そんな「エモい」が出せたんじゃないかなと、、、

初めて人頭で編み込みなどをやりましたが、めちゃめちゃ難しかった。当たり前だけどウィッグのようには首も傾けないし、痛みがある。ウィッグのように扱っていたらどれだけ痛かっただろうか、、、

実際初めてのモデル撮影で学ぶところはこう言ったところなんじゃないかなと思います。

もちろんスタイリストは別ですけど、アシスタントで技術も習っていない状態でやったらって話です。

モデルさんは学生時代に自分の作品を見つけてくれて、dmをしてきてくれた熱量のある子にお願いしました。

この子は一個下で美容専門店でバイトをして、外部で美容の勉強しちゃう期待の人材です。

そんな感じで自分のイメージがある中でモデルさんを決めて、って形で作りました。モデルへの似合わせという点は足りないことがたくさんあったかなと反省しています。

ウイッグ

モデルだけでなくウィッグでも参加させていただきました。

学生のままの感性で作っていこうと思って、好きな曲からインスピレーションを受けて作りました。

『君のしらな君の知らない物語』という曲から。

三角関係の失恋ソングで、

夏の大三角からシルエットを意識し、センターのスネークウェーブは、天の川と揺れ動く恋を合わせて作りました。

右側の耳あたりに作ったのは、むしゃくしゃした気持ちを、色や形で表現しました。

自分の感じた『君の知らない物語』の世界観を表現できたら、と思い作り込みました。

作品はこちら

ここまでたどり着いたのは連想ゲームです。

最初は、花火、蛍、などからやろうと思っていましたが、夏の大三角が浮かんできて、この曲の歌詞の中にある夏の大三角につながって、、、という感じです。内容も失恋ソング。夏の寂しさにフォーカスしたエモさにはぴったりだと思ったんです。

こんな考え方でやっていたら、情報量が盛り沢山になってしまってんですよね。

アドバイスをもらったことに何が言いたいの？って。自分は曲を表現したかった。けどそれって伝わる？ってこと。

いくら表現しようとしても今回に関しては全部自分の中の想像の世界。自分の頭の中で歌詞と形と色を組み立てただけ。デザインの軸がなかったんですよね、、

だから、何が言いたい？何を伝えたい？ってことを明確にできるように、ということを学びました。

最後に

たくさん失敗したなーーーって思うことがありますが、それもやってみなきゃわからなかったこと。

ただ、社会人になってからの初チャレンジができました。この一歩を踏み出すことをやめない。

誰に何を言われようとこう言った表現の場は消したくないし、消させない。この気持ちを忘れずにこれからも取り組んでいきます。

まだまだこれから！

菅野洸